Archive for August 10th, 2008
Big Canvas PhotoShare のおもてなし
絶賛愛用中!と言えるほど活用できているわけではないけれども,使い続けている.使うのが楽しいアプリがPhotoShare.その中で「たぶんこだわってるんだろうなぁ〜」と勝手に考えている部分を書いてみる.PhotoShareについては,使っていての楽しさ,楽しみ方(中島さんの言葉を借りるとリアルタイム・ライフロギング)なんかはよく語られている.けれども,今回書くことはそれとは違う.おそらくユーザのほとんどが気づかないだろうし,気づいても気にしない部分だと思う.
これがPhotoShareの基本画面.んで,今回注目したいのはココ.
カテゴリとかヘッダとか呼ばれるだろう部分.今回は勝手にカテゴリタイトルと呼ぶことにする.
このカテゴリタイトルは見ての通り,画面に表示されている各コンテンツのカテゴリを表示している.
メニューをスクロールしていくと,上のカテゴリタイトル(Related Photos)はその場にとどまったままで下のカテゴリタイトル(この場合 Public Photos)は上に移動していく.
そして,さらにスクロールしていくとカテゴリタイトルが切り替わる.
iPhoneらしさを大切にしているなぁ〜と感じたのは,まさにその切り替わる瞬間.
パッと切り替わるのではなく,スクロールしてきたカテゴリタイトルに押されるようにして切り替わる.感覚的にいうと”ニュルン”とか?
今回言っている”iPhoneらしさ”とは,とても狭い意味での”らしさ”.知る限りiPhone特有の”視覚的な操作感”のこと.
タッチパネルでは操作感が乏しくなりがちで,それを向上させるのは難しい(と思う).なぜなら触っている感じ,操作している感じがないから.ソフトウェアキーボードは物理的なキーボードと違って打鍵感はない.フリックしてのスクロールは,マウスホイールでのスクロールと違って動かしている感覚に乏しい.iPhoneの場合,操作に対して力覚のフィードバックを返すとしてもバイブを振動させるくらいしかない.けれども,それはリアルなフィードバックにはほど遠いしし,やりすぎれば途端にうざったいものになる.そこでiPhoneでは視覚的に快適な操作感を実現している.
視覚的に快適な操作感,例えば曲リストをスクロールしていく時,フリックしてスクロールしていくと最後の部分では跳ね返るように表示される.処理としてはムダなんだけれども,感覚的になんとなく楽しさを与えてくれる使い心地.Macらしく,iPhoneらしい部分.
そのiPhoneの”おもてなし”をPhotoShareの開発者である中島さんが理解し,表現した部分はこういったところに表れているんじゃないかな〜と勝手に思っている.
# 勝手に思っているだけであって,もちろんホントはどうかわからない.もしかしたら深く考えずにこういう表示にしたのかもしれないし,こうするのがコーディングをするうえで都合が良かったのかもしれない.けれども,たとえiPhoneのアプリの中でもiPhoneらしいアプリ,最も視覚的に快適な操作感を実現しているアプリが,このPhotoShareだと思う.
# 欲を言えばカテゴリタイトル同士がもう少し吸い付くような感じになると面白いかもしれない.磁石が吸い合うみたいに.そして下フリックしたときに,隠れていたカテゴリタイトルが上から出てきたときに定位置にスッと収まるのではなく,スクロールに少し引っ張られるとか.
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追記
ありがたいことに,ご本人よりはてブコメントをいただいた.
iPhone OSの標準ライブラリを使うと自動的にこうなります。
はい,的外れごめんなさい.
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